麦の会(38)

蒸し暑くなった。天気が変わり易くなり、体が調子悪い。今日は、月に一度の麦の会に参加した。僕は、2009年から参加している。9年目に入った。長く続いている理由は、やはり楽しいからだ。皆で、本を読むのは楽しい。一人では、気が付かない事に、気付かされる。それが長く続いている理由だ。今は、「たましいの慰め、こころの余裕」(堀肇著)を読んでいる。今回は、2回目。3、孤独をいやすもの 4、もっと朝を信じても の2章を読んだ。3、は孤独について。これは、昔からの命題です。競争社会になると、孤独な人が多くなる。確かに、今でも、事件を起こす人は、孤独な人が多い。「親密な交わり」(ヘンリー・ナウエン氏の言葉)が大切なのです。こうした出会いが、孤独を癒すのです。これは、「神の愛を私たちの目に見えるもの」としてくれるのです。4、は、悩みの中にある人の中に、朝が怖いという人がいます。朝起きるのが、辛いのです。希望が持てないのです。「夜と霧」(フランクル著)の中に、強制収容所の同僚が、悪夢でうなされている描写があります。朝の訪れが辛いのです。しかし、私たちは、神の支配される現実があることに目を向けたいのです。旧約聖書の「夕があり、朝があった」という言葉には、深い意味があります。朝が怖いとまでいかなくても、重く感じられることは、誰にでもあります。朝は、一人ひとりにとって最善の朝であると信じていいのではないでしょうか。神が眠る時も、起きる時も、守って下さると信じるのです。これが、今回の学びです。両方共に、古くて新しい問題です。これからも、この本を学び続けるつもりです。

麦の会(37)

朝から、雨降り。少し鬱陶しい気分になった。今朝は、教会の麦の会があった。あいにくの天気のため、出席者は、女5名、男2名の7名だった。今回から、新しい本を読み出した。「魂の慰め、心の余裕」(堀肇著)だ。前と同じ著者だ。牧師であり、心理カウンセラーをされているため、その話が多い。今回は、1、そこにいてほしい 2、慰めは必ず の2章を読んだ。1、は、人のこころの痛みや苦しみにかかわるカウンセラーとしての経験を書かれている。23年前の阪神・淡路大震災で、子供を亡くした母親の「悲嘆」状況について。深い悲嘆の中にある人たちの心が、いかに複雑かつ大変な状態になっているか。著者は、ここで「共感」の重要性について語っています。最愛の妻を亡くした人の悲しみは、人がそこに「存在」する事の重さを示しています。その癒しには、「一緒にいて欲しい」と言える人が必要なのです。2、はカウンセラーとして援助的な立場にいても、相手の慰めになるのは、とても難しいのです。適切な言葉が見つからない、出てこないというもどかしさです。相手の心に、慰めの言葉が、届かないのです。極度の苦悩の中では、言葉より、「沈黙」が大切です。このような沈黙は、相手に対する思いやりや愛と深く相関しています。もう一つ留意したいのは、神の慰めを「待つ」ということです。苦悩の中にある人には、急がず、神の慰めが与えられるため、黙って待つのです。「慰めはしかるべき時にかならず来る」(ヒルティのことば)を信じるのです。以上が、今回の学びです。

麦の会(36)

気温が高くなり、過ごし易くなった。桜前線は、青森県に達しているようだ。昨夜の「うたコン」(NHK)で、弘前市の夜桜を、背景にして、歌われた。歌は、細川たかしの「北酒場」。陽気な曲で、宴会に、よく合う。今朝は、教会で、麦の会があった。「弱さを抱えて歩む」(堀肇著)の15回目。最終回だ。42、忘れられない刻印ーステパノ 43、弱さを誇る「偉大な人物」-パウロ 44、悔いた心こそが美しいー罪深い女 の3章を学んだ。出席者は、女5名、男2名の計7名。42、は、最初の殉教者であるステパノの話。愛と知恵に満ちた人物だったが、彼の雄大な説教が、ユダヤ人の反感をかって、石打ちの刑に処せられた。驚かされるのは、石を投げつけられているただ中で、「主よ、この罪を彼らに負わせないでください」と、ひざまづいて祈った事です。これは、イエスが十字架上で祈られたものと同じような赦しと執り成しの祈りです。この処刑の時、サウロ(後のパウロ)が、着物の番をして、見ていたのです。これが、サウロに忘れられない刻印を与えたのです。サウロの生き方を変えたのです。偉大な使徒パウロが、誕生した事件でした。我々も、人間の生き方に、影響を受ける場合が多い。ステパノは、サウロを使徒パウロに変えたのです。43、は、使徒パウロの話です。彼は、キリスト教を、一民族宗教の枠を越え、世界宗教にまで発展させた人物です。彼の残した手紙を読むと、弱さを抱えた人であったのが分かります。有名な「愛の賛歌」を書いたが、弱音を吐いたり、伝道旅行の同行者と喧嘩しているのです。また、「大いに喜んで私の弱さを誇りましょう。私が弱いときにこそ、私は強いのです」と語っています。彼は、弱さのゆえに、神の近くに生きたのです。44、は、名前が書かれていない罪深い女の行動が描かれています。イエスが、食事に招かれた席で、女が香油の入った石こうのつぼを持ってきて、泣きながら、イエスの御足に口づけをして、香油を塗ったのです。イエスは、この愛の行為に、「この女の多くの罪は赦されている」と言われました。この場面は、「ルカが画家だったのではないかと思わせる鮮烈な色彩を帯びている」とも言われています。愛と赦しのメッセージが言語を超えて伝わってきます。ここに、人間の持ち得る「美しい心」を見るのです。ダビデの詩篇51篇の「神へのいけにえは、砕かれた霊。砕かれた、悔いた心。神よ。あなたは、それをさげすまれません」ということばを思い出します。悔いた心こそ、「美しい心」なのです。以上が、今回の学びです。これで、この本は、読み終えました。一人で、最後まで読むのは大変だが、皆で読むと、最後まで読める。これが、麦の会に出席する意義です。

4月

今日は、4月1日(日曜日)。今年は、復活祭(イースター)に当たる。教会の人達は、脇之島にある平和霊園で、墓地礼拝をする。朝の礼拝が終わって、昼から、皆で出掛けるようだ。遺族達が、お墓の前で、亡き先祖を礼拝する。僕の家は、仏教のお墓が、多治見工業高校の裏の墓地にある。お墓参りは、供養のため、遺族がするが、足腰が悪くなってから、行く回数が減ってきた。今朝NHKで、「墓じまい」の番組を放送していた。お墓を守る子孫がいなくなると、墓が荒れてしまう。「お墓が荒れると、家も荒れる」と言われる。確かにそのとうりだ。しかし、僕が死んだ後、お墓参りに来る人がいなくなる場合、「墓じまい」も現実的な問題になる。今は、なるべく考えないようにしている。その問題から、逃げているだけだ。今日は、桜が満開だ。快晴の青空が、桜の花を引き立てている。市内は、桜ばかりだ。今週末は、雨模様になるから、その時には、散って、葉桜になるのだろう。葉桜も風情がある。今日は、お花見をしている人も多いだろう。4月は、年度始め。入学式や入社式がある。若者が、将来の抱負を語っている姿は、眩しい。僕は、入学式の緊張感とわくわく感は、忘れられない。昔「ぴかぴかの一年生」というCMがあった。ランドセルを背に背負って、たどたどしい言葉で話していた。あの時の子供達も、今は立派な大人になっているのだろう。人生は、思ったようにはいかないものだ。妥協しながら生きていくのだろう。最近、桜を見ても、明るい気分にはならない。人生の終わりが、近づいて来たためだ。今年は、桜が見られたけれど、後何年見られるのだろう。「もし生まれ変われるなら」と、実現不可能な事を考えてしまう。目標もなく、その日暮らしをしているため、4月に抱く希望が無い。70歳(古希)を迎えたためだ。余生ばかり考えてしまう。

町内会

3月28日(水)の今日、全国的に気温が高くなった。多治見市は、25℃を超える夏日になった。ピアゴの前にある桜も、満開に近くなった。桜の花の下を歩いていると、花を見上げてしまう。ピアゴに来るようになって、5年目になった。2014年2月からだ。桜を見るのも5回目になる。「春になると、桜が咲く」のは、自然の事。ふと、あと何年花見が出来るのだろうかと思う。身近な人達が、亡くなっているからだ。僕の町内は、高齢化が進んで、80歳以上が多くなった。戦争前から代々住んでいる家族が多いためだ。団地のように、新住民が、ほとんどいない。そのため、町内会の顔ぶれは、変わらない。また、役員がすぐ回ってくる。同じ人が、色々な役員をする。僕も、毎年役員をしている。2015年は、町内会長、2016年は、福祉委員長、2017年は、副体育委員長、2018年の今年は、体育委員長。仕事で忙しい人は、やりたがらないから、僕に回ってくる。他には、商店街の役員や、お寺の役員もやっている。面倒な時もあるけれど、人と触れ合う楽しみもある。普段付き合いのない人と、知り合えるからだ。長く住んでいても、若い人とは、話す機会が無い。僕が子供の頃、よく遊んでもらった親の世代は、他界しているから、思い出や写真の中にいるだけだ。そのため、町内会の役員をするのは、僕達の役割になる。僕も、足腰が悪くなってから、階段の上り下りに苦労するし、長く歩けない。町内会の仕事も、桜の花と同じで、あと何年出来るのだろうかと思う。出来る間は、頑張るつもりだ。賞罰無しの人生で、終わるのだろう。人から表彰される業績も無く、人から褒められる事も無い人生。せめて、町内会の仕事は、しっかりしたい。
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